パナソニック W850M で「ワイド&ズーム撮り」してみたよ
2/22、はてな東京オフィスで開催されたブロガーイベントでお借りしたPanasonicの新型変態ビデオカメラ「W850M」で、目玉機能の「サブカメラ」を使った「ワイド&ズーム撮り」を実践してみた。
イベントの様子は前のエントリを参照してね。
『サブカメラでワイプ撮りできる新ビデオカメラ、4週間お貸しします! パナソニック「W850M」ブロガーイベント開催』に参加してきたよ - かっぱラクガキ帳
動画たち
ということで2本ほど動画を紹介する…のですが。
我が家はいまのところ「ムスコさんの顔出しはできるだけしない」というポリシーで運用しているため、くっきりアップにしていないカットになってしまったのを先にお詫びしておきます。ごめん。
近所の公園で
近所の公園でストライダーの練習をしたあと、いとこたちと地面にお絵描きしている様子。
千葉の農場で
千葉県の「あいよ農場」というところで農業を体験させてくれるイベントに参加した。別の参加者の方に手伝ってもらって、キャベツの収穫にチャレンジしたときの様子。
感想
撮影の難易度
イベント中にTwitterでつぶやいていたとおり、このカメラは「新しい能力を開発する」ということが実感できた。
最初の撮影は横浜市のこども自然公園で行ったのだが、このときはまるでカメラの特徴を活かせず、見るに耐えない映像ばかりになってしまった。メインとワイプでほとんど構図で撮影したり、サブはあさっての方向を向いてたり。
うまく活用するといい映像が撮れるだけに、大事なイベントにぶっつけ本番で投入するのは大変危険。ワイプの on / offとカメラの方向修正ぐらいは練習しておこう。
できあがりの映像
2本とも「全体をワイプで / 詳細をメインで」という構図になっているが、しばらく撮っていると自然とここに落ち着くのではないだろうか。
ワイプ映像の場所もほぼ左下に固定していた。これはサブカメラが左側にあるという特性に依存していて、右側にすると撮影中の違和感が強いのだ。
「前&自分撮り」も少し試してみたが、ワイプでおっさんの顔(しかもかなりアップ)が映り込むのはしんどい映像になってしまった。
「前&となり撮り」はよさそう。メインで遊んでる子供たちを撮りつつ、サブで井戸端会議してるおかーさんたちを撮る、というのは絵的に面白い。男の子たちがしょーもない遊びをしてる脇で、おかーさんたちが「男の子はほんとしょーもない」みたいな会話をしてるのを同時に撮れるのは、将来見返しても面白そうだ。
ハードウェア的使用感
よかったところ
- メインカメラの画質はかなりよい。所有している2万円くらいのカメラと比べると、さすがにワンランク引き締まった映像になる印象。
- 音声もよい。農場に行ったときはけっこう風があったんだけど、風切り音がかなり抑えられていて、しゃべり声がしっかり録れていた。
変態サブカメラは大変面白い。もっと愉快な使い方があるだろうから、もうちょっと使い込んでみたいなあ…。
いまいちなところ
- ややデカくて、やや重い。大容量バッテリーパックが標準装備なのはとてもよいが、その分デカさ重さもパワーアップしちゃうのがつらいところ。
- ワイプ画像のon / offが液晶タップでしかできないので、そのたびに手ぶれが発生してしまう。
- サブカメラの角度を縦方向に変えるためには、液晶パネルを縦方向に回転する必要がある。それは割り切りとしていいと思うのだが、回転軸のセンターでスナップするので、ここを乗り越えるたびに手ぶれが発生してしまう。
まとめ
サブカメラ、当初の印象よりずっと使ってて面白い。新たな能力に目覚めると撮影がグッと楽しくなる。正直、返却したくなくなってきました…。
本体の写真も撮ってあるので、もう1回ぐらいなにか書く予定。Ust配信も試してみたいけど、手が回るかなぁ…。