かっぱラクガキ帳

ごはんがおいしい日々を

通勤荷物を断捨離して鞄が5.2kgから620gになった話

通勤中に聴いていた rebuild.fm #175 で「手ぶらライフ」という話をしていた。それがきっかけで自分の背負った荷物の重さにはたと気づき、断捨離することにした。

before

昔からバックパックが好きで、いろんなのを試していた。一番最近買ったのはBACKPAIX という多機能バックパック。防水だしラップトップエリアには直接アクセスできるしスマートディスプレイバッジという謎のギミックまでついているので大変気に入っていたのだが、とにかく重い。日常持ち歩いている状態で計量してみたら5.2kgあった。

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中身はMacBook Pro、モバイルバッテリー、折り畳み傘、薬の入ったポーチ、などがメイン。これらに共通して言えるのは「お守りだ」ということ。平日は主に自宅か会社にいるので、すぐ近くにコンピューターはあるしモバイルデバイスを充電できる環境もある。MacBookがあってよかった、バッテリーがあってよかった、という状況には、多くて2か月に1度ぐらいしか遭遇していない。

それならば、「お守り」を厳選することで毎日の重荷から解放されるのではないか?と考え、手荷物の断捨離をしてみた。

after

バックパックが好きなのだが、バックパックだとMacBookを持ち運べるもの、と考えてしまう。今回の断捨離の最重要課題は「MacBookを持ち歩かない勇気を持つこと」なので、意図的に小さいカバンを探してみた。

普段わりと歩き回るので、ホールド性の低いショルダーバッグは避けたい。ちょっと前から流行っているボディバッグというやつがよさそうではあるが、流行ってるだけあってみんな持ってるし…と迷うこと30分。見つけたのがこのバッグだった。

とにかく小さくて、今までの基準だと「なーんにも入らない」レベル。ここに、普段行動していて必要な最低限の「お守り」を詰め込んだところ、620gまで軽量化できた。

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中身

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  • 折り畳み傘

傘を持ち歩くことで天気予報を見る手間から解放されるので、もう15年以上何らかの傘を持ち歩いている。ちょうど最近ユニクロのが壊れたからモンベルに買い換えたのだが、これがとてもいい具合。

55cmというぼちぼち十分なサイズ、150gという軽さ、風で裏返っても壊れない構造と、ぼちぼちのお値段するだけあって使い勝手はとてもよい。今回のSEALのバッグも、この傘が入るのが決め手になった。

ごく稀に発作が起きるタイプの不具合があるので、最低限持ち歩きたい吸入薬と錠剤、絆創膏とリップクリームをチャック付きビニール袋に押し込んだ。以前はペンケースにいろいろ入れてたのをサイズダウン。

  • ポケットティッシュ

バックパックを漁ったら、街角で配ってるポケットティッシュ(どれも使いかけ)が3つ出てきた。もらうのもしまうのもやめたいので、あえてポケットティッシュを買い、1つだけ持ち歩くことにした。さすが有料コンテンツだけあって、鼻にすごくやさしいというメリットも発生した。

  • 名刺入れ

金属製の大容量タイプを持ち歩くのをやめ、デスクの引き出しから出てきたプラスチックとアルミのものに変更した。半分は名刺で、半分は財布に入れるほど利用頻度が高くないカードを入れている。

  • ボールペン

トンボのリポーターという4色ボールペンに、三菱のジェットストリームという芯を入れたもの。自宅も会社も、やむなく手で文字を書くときは全部これを使っている。

  • イヤホン

写真にはないが持ち歩いているのがJBSのEverest 100というイヤホン。ここしばらくスピーカー・イヤホン・ヘッドホンとJBLのものを買っている。手頃な値段で納得いく音なので、コスパがよいイメージ。

これにネックストラップがついた社員証を入れて、トータル620g。90%近い軽量化に成功した。

経過報告

さすがにこれだけ入れると目一杯で、他のものを入れる余裕はほとんどない。しかしお守りとしては効果十分で、平日の通勤は特に問題なく回せている。

MacBookを持ち歩かない決断のおかげで、重荷からすっかり解放された日々を過ごしている。これをキープできるといいんだけどな!