かっぱラクガキ帳

ごはんがおいしい日々を

雲は流れ、ジャーニーマンは旅ゆく

twitterに書くには長くなったのでここに書いてみる。

ちょっと前の記事だけど、よしおかさんが「転職による暗黙知と企業文化の交流」的なことを書かれていた。「企業の民族史」の文脈でずっと主張されてることなんだけど。

で、さっき電車の中で考えて恐ろしくなったこと。いまや価値のある暗黙知をもたらす優秀なジャーニーマンが興味を持つのはすでに別の暗黙知や企業文化が存在する魅力ある企業だけであって、そういう魅力ある企業の企業文化はますますよいものになっていくんだろうなぁ。

反対にエンジニアにとって魅力的な企業文化を持たない企業は「優秀なジャーニーマン」がやってくる対象にはなりにくい。そうすると、すでに中にいるアプレンティスやジャーニーマンが外の世界(たとえば勉強会など)から仕入れてくるしかチャンスはない。

で、うっかり「うちの企業文化もハッカーセントリックにしてやる!」とか思い立っちゃったアプレンティスがいたとしても、だいたいどっかに壁があって挫折して、組織を変えるよりは所属を変えるほうが簡単なので、やっぱり「魅力的な企業」を目指すことになる。「思い立っちゃった」ことで彼はきっと成長してるので、魅力的な企業に移れる可能性もだいぶ高まってるだろうし。

今後ますます、企業文化の交流をする企業としない企業の二極化が進んでいくような気がする。そんな世界で、じゃあ私はどうするか。

  1. 交流をする方の世界で生きていく。
  2. 交流をしない方の企業で働くエンジニアに、交流をする方の世界を見せる手伝いをする。
  3. ビールを飲んでへべれけになる。

面白い仕事をすること、エンジニアとは面白い職業だと伝えていくこと。今まで以上に意識してビールを飲むことにしよう。

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)

ダイちゃんちにお子様が生まれたので先輩面してアドバイスしておく

ダイちゃんちにお子様が生まれたので先輩面してアドバイスしておく。おめでとうおめでとう!

紙製品

  • パン○ース<<メ○ーズ<<越えられない壁<<ムー○ー、らしい。我が家は昼間布、夜は紙という運用で、ずっとパン○ース。最近は保育園でメ○ーズも併用している模様。
  • 「おしりふき」といいつつ手とか顔とかいろいろ拭けるので、お子さんが過ごす部屋には各1個用意しておくと安心。

体重計

  • 体重計あると成長がわかって楽しい。ミルクの飲みが悪くて心配!なんてときも、体重の推移という具体的データがあれば判断しやすい。
    • とはいえ買うのはバカらしいのでレンタルで十分。精度も5gで十分だったので、うちではこんなのを借りた。
    • 実はダイちゃんちの近くに店舗があるっぽい。
  • 5kgを超えるとベビースケールではかなりしんどくなる。計量精度は50gになっちゃうけど、アシストモードのついた体重計があれば計量できる。

ベビーバス

  • これもレンタルで十分。首が据われば大人と一緒に入浴できる。
  • 温度計は必需品。

椅子

  • 生活のベースがダイニングテーブルかちゃぶ台かを早めに決めた方がよい。
  • どっちにしても「確実に固定できる椅子」は必須。
  • お風呂用の椅子(こんなの)はそんなに利便性高くない上にカビはえたりしがちなのでお勧めできない。

これからRubyを始める人たちへ

「大阪で認可外保育園を営む延命寺氏が贈る、橋下大阪市長への熱いメッセージ」を読んで気になったので書いておく

大阪で認可外保育園を営む延命寺氏が贈る、橋下大阪市長への熱いメッセージ - Togetter

http://togetter.com/li/267136

 

我が家も待機児童問題には苦しめられた。ムスコさん、認可保育園には入れなかったが、幸運にも徒歩圏内に新設された認証保育所に入園が決まった。もしここにも入れてなかったら、ヨメさんの育休を延長することになってただろう。

子育てには家庭の数だけ事情がある。幼児保育のバリエーションとキャパシティを増やすのは都市部において急務だと思うので、こういう取り組みをされている方は応援したいと思った。

で、それとは別の話。

なんかこの市長さん、twitterで直接話をして「担当部局から連絡する」とか言っちゃってるけど、大丈夫かそれ?「運営が直接ユーザと話す」のは結構危険だし、大きなコストのかかることなんだけど、その辺わかってやってるんだろうか。例の頭髪が豊富ではない社長さんが繰り広げた「やりましょう詐欺」程度なら「きったないマーケティングしやがって」で済むかもしれないけど、日本最大の政令指定都市の首長が同じことやってるのに、すごく危なっかしさを感じる。

杞憂で済むといいんですけどね。そして、待機児童問題が解消して、子育てと社会参加を安心して両立できるようになりますように。

ところでうちのムスコさんは世界一かわいいですよ。今日はスクワットを披露してくれました。

よいおとしを

2010年の12月、「今年も激動の一年だったけど、来年もきっと激動の一年だよね」というLTをした

ふりかえってみると、やっぱり激動だった。

来年も激動なんだろうな。激動を楽しむぐらいの気持ちで、がんばろう。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

【急募】女帝

この記事は「女帝 Advent Calendar 2011」12/6分の記事です。

 このクソッタレな世界を普く照らす女帝の御威光についてはわたくしごときが口幅ったく語るまでもなくこのカレンダーに参加している方が書いてくださっているので、私利私欲にまみれたエントリを書きます。

 すなわち、「【急募】女帝」。

 わたくしの勤務先では、去る12/1より2013年新卒採用のエントリを開始いたしました。ソフトウェア開発で世界を変えてやろう!という熱意を持った学生諸君のエントリを、心からお待ちしております。

 女帝の日常を拝見するにつけ、いちばん大事な「ソフトウェア開発で世界を変えてやろう!」というあふれんばかりの熱意に圧倒されるばかりです。熱意は行動となり、風を巻き起こし、周辺を巻き込みながら大きなうねりを生み出している。RubyKaigiから競技プログラミングと、その勢いはいや増すばかりです。その熱意とうねりをぜひ、弊社の環境でさらに大きく育てていただきたい!ソフトウェア開発による世界の変革を、ここ日本橋浜町から始めようではありませんか!

 そして、常日頃から女帝の御威光に浴している帝国臣民諸君にも、同じメッセージを伝えたい。女帝の御威光によって高まった意識を持って、弊社の門を叩いてほしい。いっしょに、ソフトウェア開発で世界を変えてやろうではありませんか。

 ちなみに弊社にも「女帝」がおわします。ソフトウェア開発についてはやや遅咲きでしたが、今やひとかどのRubyistとして成長し、ソフトウェア開発による変革の一翼を担っておられます。

 女帝陛下、帝国臣民諸君、そしてすべての意識高い学生諸君!弊社に集い、そしてソフトウェア開発で世界を変える第一歩を踏み出しませんか?

 2013年卒業予定の学生諸君はこちら、すでに社会で戦っている現役エンジニアの諸君はこちらから。エントリお待ち申し上げております。

 


アジテーションって意外と難しいね。

 

半回復ぐらい

熱:引き続き平熱。

咳:ちょっと出る。どっちかというと喘息。専門医行かないと。

鼻:通常通りぐらいの不調。

体:風邪の怠さは抜けたけど、寝過ぎで腰が痛い。

 

期せずして5連休になってしまい、そのうち4日半は寝込み業務しかしてないので心苦しい。同じく風邪気味だったムスコさんときゃっきゃうふふできたのは収穫。ヨメさんには移したくさい。

 

来週から平常営業できるかしら…。予定はぎっしりなのでがんばります。