30代最後の自分へ
おそらく閉店間際の居酒屋か、終電の中で30代の終わりを迎えることになると思います。どうか無事に帰宅してください。
真面目なふりかえりはあとでかく。
「たのしい開発 スタートアップRuby」をいただいた
著者のひとりである @igaiga555 さんからご献本いただきました。ありがとうございます!
ざっと目を通した感じでは、「おまえら養成講座」の側面が強く印象に残りました。「名前重要」とか「アレグザンダー」などのハイコンテキストなキーワードを解説してくれてるし、コミュニティ活動の重要さも教えてくれる。Rubyというプログラミング言語の世界に飛び込むガイドとして、とても頼りになりそうです。
熟読したらちゃんとした書評をエンジニアライフに書く予定です。
あ、サインもらうの忘れちゃった!
- 作者: 大場寧子,大場光一郎,五十嵐邦明,櫻井達生
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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雲は流れ、ジャーニーマンは旅ゆく
twitterに書くには長くなったのでここに書いてみる。
ちょっと前の記事だけど、よしおかさんが「転職による暗黙知と企業文化の交流」的なことを書かれていた。「企業の民族史」の文脈でずっと主張されてることなんだけど。
で、さっき電車の中で考えて恐ろしくなったこと。いまや価値のある暗黙知をもたらす優秀なジャーニーマンが興味を持つのはすでに別の暗黙知や企業文化が存在する魅力ある企業だけであって、そういう魅力ある企業の企業文化はますますよいものになっていくんだろうなぁ。
反対にエンジニアにとって魅力的な企業文化を持たない企業は「優秀なジャーニーマン」がやってくる対象にはなりにくい。そうすると、すでに中にいるアプレンティスやジャーニーマンが外の世界(たとえば勉強会など)から仕入れてくるしかチャンスはない。
で、うっかり「うちの企業文化もハッカーセントリックにしてやる!」とか思い立っちゃったアプレンティスがいたとしても、だいたいどっかに壁があって挫折して、組織を変えるよりは所属を変えるほうが簡単なので、やっぱり「魅力的な企業」を目指すことになる。「思い立っちゃった」ことで彼はきっと成長してるので、魅力的な企業に移れる可能性もだいぶ高まってるだろうし。
今後ますます、企業文化の交流をする企業としない企業の二極化が進んでいくような気がする。そんな世界で、じゃあ私はどうするか。
- 交流をする方の世界で生きていく。
- 交流をしない方の企業で働くエンジニアに、交流をする方の世界を見せる手伝いをする。
- ビールを飲んでへべれけになる。
面白い仕事をすること、エンジニアとは面白い職業だと伝えていくこと。今まで以上に意識してビールを飲むことにしよう。
アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Dave H. Hoover,Adewale Oshineye,柴田芳樹
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ダイちゃんちにお子様が生まれたので先輩面してアドバイスしておく
ダイちゃんちにお子様が生まれたので先輩面してアドバイスしておく。おめでとうおめでとう!
紙製品
- パン○ース<<メ○ーズ<<越えられない壁<<ムー○ー、らしい。我が家は昼間布、夜は紙という運用で、ずっとパン○ース。最近は保育園でメ○ーズも併用している模様。
- 「おしりふき」といいつつ手とか顔とかいろいろ拭けるので、お子さんが過ごす部屋には各1個用意しておくと安心。
体重計
- 体重計あると成長がわかって楽しい。ミルクの飲みが悪くて心配!なんてときも、体重の推移という具体的データがあれば判断しやすい。
- とはいえ買うのはバカらしいのでレンタルで十分。精度も5gで十分だったので、うちではこんなのを借りた。
- 実はダイちゃんちの近くに店舗があるっぽい。
- 5kgを超えるとベビースケールではかなりしんどくなる。計量精度は50gになっちゃうけど、アシストモードのついた体重計があれば計量できる。
ベビーバス
- これもレンタルで十分。首が据われば大人と一緒に入浴できる。
- 温度計は必需品。
椅子
- 生活のベースがダイニングテーブルかちゃぶ台かを早めに決めた方がよい。
- どっちにしても「確実に固定できる椅子」は必須。
- お風呂用の椅子(こんなの)はそんなに利便性高くない上にカビはえたりしがちなのでお勧めできない。
これからRubyを始める人たちへ
京王線で就活生らしき学生が友人らしき人に真顔で「Rubyなんてマイナー言語やめとけ!PHPにしとけって!富士通とかユニシスみたいな大手がRuby使ってるか!?そういうことなんだよ!一生棒に振る気かよ!」と熱く説教してた。
— 岡島康憲/Y.Okajima (@okaji) June 24, 2011
「大阪で認可外保育園を営む延命寺氏が贈る、橋下大阪市長への熱いメッセージ」を読んで気になったので書いておく
大阪で認可外保育園を営む延命寺氏が贈る、橋下大阪市長への熱いメッセージ - Togetter
我が家も待機児童問題には苦しめられた。ムスコさん、認可保育園には入れなかったが、幸運にも徒歩圏内に新設された認証保育所に入園が決まった。もしここにも入れてなかったら、ヨメさんの育休を延長することになってただろう。
子育てには家庭の数だけ事情がある。幼児保育のバリエーションとキャパシティを増やすのは都市部において急務だと思うので、こういう取り組みをされている方は応援したいと思った。
で、それとは別の話。
なんかこの市長さん、twitterで直接話をして「担当部局から連絡する」とか言っちゃってるけど、大丈夫かそれ?「運営が直接ユーザと話す」のは結構危険だし、大きなコストのかかることなんだけど、その辺わかってやってるんだろうか。例の頭髪が豊富ではない社長さんが繰り広げた「やりましょう詐欺」程度なら「きったないマーケティングしやがって」で済むかもしれないけど、日本最大の政令指定都市の首長が同じことやってるのに、すごく危なっかしさを感じる。
杞憂で済むといいんですけどね。そして、待機児童問題が解消して、子育てと社会参加を安心して両立できるようになりますように。
ところでうちのムスコさんは世界一かわいいですよ。今日はスクワットを披露してくれました。